Aura コンポーネントのバージョン設定
コンポーネントにバージョンを割り当てることで、管理パッケージの新しいバージョンがリリースされたときにコンポーネントがどのように機能するかを詳細に制御できます。たとえば、<packageNamespace>:button がバージョン 2.0 のパッケージに固定されているとします。バージョン 3.0 をインストールしても、ボタンにはバージョン 2.0 の機能が残ります。
バージョンは、開発者コンソールで宣言的に割り当てられます。コンポーネントを操作するときに、右パネルの [Bundle Version Settings (バージョン設定を対応付ける)] をクリックしてバージョンを定義します。コンポーネントのバージョン設定はパッケージをインストールした場合にのみ可能で、コンポーネントの有効なバージョンがそのパッケージで使用できるバージョンになります。バージョンの形式は <major>.<minor> です。したがって、コンポーネントバージョン 1.4 を割り当てると、その動作は、関連パッケージの最初のメジャーリリースおよび 4 番目のマイナーリリースによって決まります。

コンポーネントを使用する場合、次のバージョン設定が可能です。
- Apex コントローラ
- JavaScript コントローラ
- JavaScript ヘルパー
- JavaScript レンダラ
- バンドルマークアップ
- アプリケーション (.app)
- コンポーネント (.cmp)
- インターフェース (.intf)
- イベント (.evt)
- スタイル (.css)
- ドキュメント (.doc)
- デザイン (.design)
- SVG (.svg)
コンポーネントにバージョンを割り当てるか、パッケージのコンポーネントを開発している場合は、いくつかのコンテキストでバージョンを取得できます。
| リソース | 戻り値 | 式 |
|---|---|---|
| Apex | Version | System.requestVersion() |
| JavaScript | String | cmp.getVersion() |
| Aura コンポーネントのマークアップ | String | {!Version} |
取得されたバージョンを使用して、ロジックをコードまたはマークアップに追加し、���なる機能を異なるバージョンに割り当てることができます。次に、<aura:if> ステートメントでのバージョン設定の使用例を示します。
1<aura:component>
2 <aura:if isTrue="{!Version > 1.0}">
3 <c:newVersionFunctionality/>
4 </aura:if>
5 <c:oldVersionFunctionality/>
6 ...
7</aura:component>