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継続を使用した長時間コールアウトの実行

非同期コールアウトを使用して、Visualforce ページまたは Lightning コンポーネントから長時間の要求を外部 Web サービスに対して実行し、コールバックメソッドで応答を処理できます。

非同期コールアウトは、Visualforce ページまたは Lightning コンポーネントから実行され、コールバックメソッドで応答が返されるコールアウトです。非同期コールアウトは、継続とも呼ばれます。

Visualforce の例:

次の図は、Visualforce ページから開始する非同期コールアウトの実行パスを示します。ユーザーが Visualforce ページで Web サービスから情報を要求するアクションを呼び出します (ステップ 1)。アプリケーションサーバーは、コールアウト要求を継続サーバーに渡してから Visualforce ページに応答します (ステップ 2 ~ 3)。継続サーバーは、要求を Web サービスに送信し、応答を受信します (ステップ 4 ~ 7)。その後で応答をアプリケーションサーバーに戻します (ステップ 8)。最後に、応答が Visualforce ページに返されます (ステップ 9)。

非同期コールアウトの実行フロー
継続の実行フロー図

非同期コールアウトを使用するメリットがある典型的な Salesforce アプリケーションとして、ボタンが設定された Visualforce ページがあります。ユーザーはこのボタンをクリックして、外部 Web サービスからデータを取得します。たとえば、Visualforce ページで特定の製品の保証情報を Web サービスから取得する場合があります。組織内の何千人ものエージェントがこのページを使用できます。そのため、そのうちの 100 人のエージェントが同じボタンをクリックして、製品の保証情報を同時に処理することがあります。こうした 100 件の同時アクションにより、長時間要求の同時実行数に対する 10 という制限が超過します。ただし、非同期コールアウトを使用すると、要求がこの制限の対象にならず、実行されます。

次のアプリケーション例では、ボタンアクションは Apex コントローラーメソッドで実装されます。このアクションメソッドは、Continuation を作成して返します。要求がサービスに送信された後、Visualforce 要求は一時停止されます。ユーザーは応答が返されるまで待ってから、ページを使用して処理を進め、新しいアクションを呼び出す必要があります。外部サービスが応答を返すと、Visualforce 要求が再開され、ページはこの応答を受け取ります。

これは同じアプリケーションの Visualforce ページです。このページには、このページに関連付けられたコントローラーの startRequest メソッドを呼び出すボタンが含まれています。継続の結果が返されてコールバックメソッドが呼び出された後、ボタンは outputText コンポーネントを再度表示してレスポンスボディを表示します。

次は、Visualforce ページに関連付けられている Apex コントローラーです。このコントローラーには、アクションおよびコールバックメソッドが含まれます。

外部サービスをコールする前に、Salesforce ユーザーインターフェース内の認証されたリモートサイトのリストにそのリモートサイトを追加する必要があります。[設定] から、[クイック検索] ボックスに「リモートサイトの設定」と入力し、[リモートサイトの設定] を選択して [新規リモートサイト] をクリックします。

コールアウトでエンドポイントとして指定ログイン情報を指定する場合、リモートサイト設定を定義する必要はありません。指定ログイン情報では、1 つの定義にコールアウトエンドポイントの URL と必要な認証パラメーターを指定します。指定ログイン情報を設定するには、Salesforce ヘルプの「指定ログイン情報の定義」を参照してください。コードに、長時間サービスの URL ではなく、指定ログイン情報 URL を指定します。指定ログイン情報 URL にはスキーム callout:、指定ログイン情報の名前、必要に応じて追加されたパスが含まれます。例: callout:My_Named_Credential/some_path

メモ

  • 1 つの継続内で 3 回まで非同期コールアウトを実行できます。これらのコールアウト要求を同じ継続に追加するには、Continuation クラスの addHttpRequest メソッドを使用します。この継続の間、コールアウトは並行して実行され、Visualforce 要求は一時停止します。外部サービスですべてのコールアウトが返された後にのみ、Visualforce プロセスが再開されます。
  • 非同期コールアウトは、Visualforce ページ経由でのみサポートされます。開発者コンソールなど、Visualforce ページ外部のアクションメソッドを呼び出して実行される非同期コールアウトはサポートされていません。
  • 非同期コールアウトは、Apex コントローラーおよびバージョン 30.0 以降で保存された Visualforce ページで使用できます。JavaScript Remoting が使用されている場合は、バージョン 31.0 以降が必要です。
  • 非同期コールアウトは、非公開接続ではサポートされていません。

メモ