スクラッチ組織ユーザー
スクラッチ組織には、デフォルトで管理者ユーザーが 1 つ含まれています。管理者ユーザーは、通常すべてのテストニーズに適しています。ただし、異なるプロファイルと権限セットでテストするために別のユーザーが必要になることがあります。
ユーザーを作成するには、ブラウザーでスクラッチ組織を開き、[設定] で [ユーザー] ページに移動します。また、org create user CLI コマンドを使用することでこの作業を継続的インテグレーションジョブに簡単に統合できます。
スクラッチ組織ユーザーの制限、デフォルト、考慮事項
- org create user コマンドはスクラッチ組織に対してのみ実行できます。スクラッチ組織以外のユーザーを作成しようとすると、コマンドは失敗します。
- スクラッチ組織のエディションによって、使用可能なユーザーライセンス数が決まります。ライセンス数によって、作成できるユーザー数が決まります。たとえば、Developer Edition 組織には最大 2 つの Salesforce ユーザーライセンスが含まれます。したがって、デフォルトの管理者ユーザーに加え、標準ユーザーを 1 つ作成できます。
- 新規ユーザーのユーザー名は、すべての Salesforce 組織で一意であり、メールアドレス形式にする必要があります。org create user コマンドでは一意性を確保するための --set-unique-username フラグが用意されています。ユーザー名は、関連付けられたスクラッチ組織の境界内でのみ有効になります。
- [設定] を使用して Salesforce ユーザーを削除できないのと同様に、Salesforce CLI を使用してユーザーを削除することはできません。ユーザーが関連付けられているスクラッチ組織を削除すると、そのユーザーは無効になります。ユーザーが無効になると、そのユーザーライセンスは解放されます。ただし、ユーザー名は、関連付けられたユーザーが無効になっても再利用できません。
- ユーザーを作成する最も簡単な方法は、org create user コマンドを使用してデフォルトまたは生成された特性を新規ユーザーに割り当てることです。新規ユーザーをカスタマイズする場合、定義ファイルを作成し、--definition-file (-f) フラグで指定します。ファイルには、すべての User sObject 項目と Salesforce DX 固有のオプションセットを含めることができます (「スクラッチ組織ユーザーのカスタマイズのためのユーザー定義ファイル」を参照)。これらのオプションはコマンドラインでも指定できます。
- 新規ユーザーをカスタマイズしない場合、org create user コマンドは次のデフォルト特性でユーザーを作成します。
- ユーザー名は、先頭にタイムスタンプが付加された既存のシステム管理者のユーザー名になります。たとえば、システム管理者のユーザー名が test-wvkpnfm5z113@example.com の場合、新しいユーザー名は 1505759162830_test-wvkpnfm5z113@example.com のようになります。
- ユーザーのプロファイルは標準ユーザーです。
- User sObject の必須項目の値は、管理者ユーザーの対応する値になります。たとえば、システム管理者のロケール (具体的には User sObject の LocaleSidKey 項目) が en_US の場合、新規ユーザーのロケールも en_US になります。