API アクセスの設定
Shopper API から商品や買い物カゴ、注文などのデータに安全にアクセスできるように、PWA Kit ストアフロントを有効にします。この API アクセスを承認するテクノロジーは Shopper Login and API Access Service (SLAS) と呼ばれ、Salesforce B2C Commerce API の一部となっています。B2C Commerce API への API リクエストの承認に加え、SLAS は Open Commerce API (OCAPI) への API リクエストも承認します。
最近 SLAS Admin UI が新しくなり、設定プロセスが効率化されました。
B2C Commerce API ドキュメンテーションのShopper API の認可の指示に従って、SLAS クライアントを作成します。SLAS プライベートクライアントを使用することをお勧めしますが、ユースケースによっては、代わりに SLAS パブリッククライアントを使用することもできます。
PWA Kit 体験を段階的にロールアウトする場合は、ガイドの PWA Kit の段階的ロールアウトのための追加手順セクションの指示に従ってください。
SLAS クライアントを作成したら、このガイドに戻って読み進めてください。
SLASプライベートクライアントを使用している場合は、環境変数を使用してクライアントシークレットを設定する必要があります。
バージョン 3.5 以降の PWA Kit から生成されたプロジェクトは、デフォルトで SLAS プライベートクライアントを使用するように構成されます。
SLAS プライベートクライアントの使用の詳細については、SLAS プライベートクライアントの使用を参照してください。
SLAS パブリッククライアントを使用している場合は、このセクションをスキップし、次のセクションで説明するように OCAPI 設定の更新を続行します。
一部の機能では、PWA Kit ストアフロントで B2C Commerce インスタンス上の Open Commerce API (OCAPI) にリクエストを行う必要があります。
以下に、PWA Kit のために OCAPI 設定を更新する方法を示します。
- B2C Commerce インスタンスで Business Manager にログインします。
- 管理 >サイトの開発 > Open Commerce API 設定 の順に移動します。
- この JSON をコピーします:
- Business Manager に戻り、この JSON をフィールドに貼り付けます。
PLACEHOLDER_CLIENT_ID
のプレースホルダーの値を、SLAS Admin UI を使用して作成したパブリック SLAS クライアントのクライアント ID に置き換えます。- ページの一番下までスクロールします。
- 保存をクリックします。
これらの手順を、PWA Kit とともに使用する各 B2C Commerce インスタンスに対して繰り返します。