プリミティブデータ型
API は次のプリミティブデータ型を使用します。
| 値 | 詳細 |
|---|---|
| base64 | Base 64 で符号化されたバイナリデータこの型の項目は、Attachment、Document および Scontrol レコードでのバイナリファイルの保存に使用します。これらのオブジェクトでは、Body または Binary 項目に Base 64 でエンコーディングされたデータを保存し、BodyLength 項目は Body または Binary 項目のデータ長を保存します。Document オブジェクトには、ドキュメントを直接レコードに保存する代わりに、ドキュメントのある URL を保存することができます。 |
| boolean | ブール項目の値は true (または 1) または false (または 0) のいずれかです。 |
| byte | ビットの集合。 |
| date | 日付データ。このデータ型の項目には、Event オブジェクトの ActivityDate などの日付の値を保存します。dateTime 項目とは異なり、date 項目には時間の値は含まれません。date 項目の時間は常に協定世界時 (UTC) の深夜 12 時に設定されます。 クエリで日付値を指定する場合、date 項目のみで絞り込みを行うことができます。 |
| dateTime | 日付/時間の値 (タイムスタンプ)。このデータ型の項目は、Event オブジェクトの ActivityDateTime や、多くのオブジェクトの CreatedDate、LastModifiedDate および SystemModstamp などの日付/時間の値 (タイムスタンプ) を処理します。通常の dateTime 項目は精度が 1 秒の完全なタイムスタンプを保存する項目です。この値は常に協定世界時 (UTC) で保存されます。 タイムスタンプのローカル時間との変換は、クライアントアプリケーションで処理する必要があります。 クエリで日付/時間値を指定する場合、dateTime 型の項目のみで絞り込みを行うことができます。 時間データの処理方法は、開発ツールごとに異なります。開発ツールによってはローカル時間を表示するものも、協定世界時 (UTC) を表示するものもあります。開発ツールごとの時間の処理方法はツールのドキュメントを参照してください。 |
| double | 倍精度浮動小数点の数値。このデータ型の項目には、CurrencyType の ConversionRate などの小数点以下の値 (小数点の右側の桁) を保存できます。API では、currency データ型および percent データ型などの非整数値には double 型の値が保存されます。double 値では次のような条件を適用する場合があります。
小数点の左方の桁数の最大値は、precision - scale となります。Salesforce アプリケーションでは、精度の定義は異なり、小数点の左側の最大桁数となります。 W3C XML Schema Part 2: Datatypes Second Edition の仕様に記載されているとおり、相応に大きな数値の場合は、値を科学的記数法で保存できます。 |
| int | このデータ型の項目には、Account の NumberOfEmployees などの小数点以下の値 (小数点の右側の桁) のない数値を保存します。integer 項目の digits 項目は整数の最大桁数を指定します。 |
| string | 文字列。string データ型の項目には、テキストが保存されます。保存されるデータによってはデータ長の制限がある場合があります。たとえば、Contact オブジェクトの FirstName 項目は 40 文字、LastName 項目は 80 文字、MailingStreet は 255 文字に制限されています。 |
| time | 時間の値。このデータ型の項目は、BusinessHours オブジェクトの FridayEndTime などの時間の値を処理します。 時間データの処理方法は、開発ツールごとに異なります。開発ツールによってはローカル時間を表示するものも、協定世界時 (UTC) を表示するものもあります。開発ツールごとの時間の処理方法はツールのドキュメントを参照してください。 |
これらデータ型は、クライアントアプリケーションと API との間の SOAP メッセージで使用されます。クライアントアプリケーションを記述するときは、プログラム言語および開発環境で定義されているデータ型のルールに従ってください。開発ツールでは、プログラミング言語のデータ型の対応付けをこの SOAP データ型で処理します。
- http://www.w3.org/TR/xmlschema-2/ の World Wide Web Consortium の公開資料『XML Schema Part 2: Data Types』で指定されています。
- DescribeSObjectResult の fields プロパティで示された、Field 型の SOAPType 項目で列挙されます。
プリミティブ型は、クライアントと API で交換される SOAP メッセージの基本データ型の定義、送信、受信、変換を行う標準的な方法として使用されます。さらに、プリミティブデータ型は Salesforce 固有の方法で変換されます。この方法は、形式の表示や数値変換 (異なる通貨の値の加算) に便利です。
たとえば、Salesforce では SOAP で渡された double 値を、項目の定義に従い、想定され得る複数の方法によって double として解釈します。データ型が currency の場合、Salesforce は通貨記号と少数以下の値を合わせて表示するよう処理します。同様に、項目のデータ型が percent の場合、Salesforce はパーセント記号 (%) を付加してデータを表示します。ただし、データ型に関わらず、値は double 値として SOAP メッセージに送信されます。
API は WSDL で定義された項目のデータ型を使用します。詳細は、「データ型」を参照してください。