スクラッチ組織にデータを追加する方法
場合によっては、用意されているデータでは、開発のニーズを満たせないことがあります。スクラッチ組織にはさまざまな用途があるため、使用事例に必要なデータを柔軟に追加することができるようになっています。Apex テストでは通常、独自のデータが作成されます。そのため、スクラッチ組織で実行するのが Apex テストのみである場合は、今のところデータについて考える必要はないでしょう。一方、その他のテスト (UI、API、ユーザ受け入れテストなど) には、ベースラインデータが必要です。それぞれの種類のテストを実行するときに一貫性のあるデータを使用するようにしてください。
次のセクションでは、スクラッチ組織に入力するために使用できる Salesforce CLI コマンドについて説明します。使用するコマンドは、開発フェーズ���よって異なります。
force:data:soql:query CLI コマンドを使用して、スクラッチ組織に対して SOQL クエリを実行することもできます。このコマンドでは組織内のデータを変更することはできませんが、データを検索したり数えたりするには便利です。その他のデータ操作コマンドと共に使用することもできます。これらのコマンドの使用時にも適用される一般的な SOQL 制限については、『SOQL および SOSL リファレンスガイド』を参照してください。
force:data:tree コマンド
sObject ツリー保存 API では、force:data:tree コマンドを使用してデータのエクスポートとインポートを実行します。このコマンドでは、JSON ファイルを使用してオブジェクトとリレーションが記述されます。export コマンドでは、JSON ファイルに書き込む組織内のデータを選択するために SOQL クエリが必要です。import コマンドは、各種別のすべてのレコードを読み込んでリレーションを設定するのではなく、階層内にすでに存在する親と子を読み込みます。
force:data:bulk コマンド
Bulk API では、force:bulk コマンドを使用して、組織から基本データをエクスポートし、そのデータをソース制御に保存します。その後、元の組織のデータではなく、そのデータを直接更新または追加できます。force:data:bulk コマンドでは、CSV ファイルを使用して、スクラッチ組織にデータファイルをインポートしたり、必要なくなったデータセットを削除したりします。子-親リレーションを設定するには、ドット表記を使用します。
force:data:record コマンド
プロセスはユーザによって異なるため、チームメイトと必ずしも同じデータが必要とは限りません。個別のレコードをすばやく作成、変更、または削除するには、force:data:record:create|delete|get|update コマンドを使用します。データファイルは必要ありません。