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エクスペリエンスビルダーサイトの ExperienceBundle

ExperienceBundle メタデータ型は、エクスペリエンスビルダーサイトを構成するさまざまな設定およびコンポーネント (ページ、ブランドセット、テーマなど) のテキストベースの表現を提供します。サイトが独自の組織用であるかどうかにかかわらず、またはあなたがコンサルティングパートナーまたは ISV であるかどうかにかかわらず、VS Code 向け Salesforce 拡張機能、Salesforce CLI、お気に入りの IDE またはテキストエディターなど、好みの開発ツールを使用してサイトをプログラムですばやく更新し、リリースします。

Summer ’19 リリース以前 (API バージョン 45.0 以前) は、Network、CustomSite、SiteDotCom メタデータ型を組み合わせてエクスペリエンスビルダーサイトを定義していました。ただし、SiteDotCom 型を取得すると、人間が判読できないバイナリの .site ファイルが生成されました。SiteDotCom ではなく ExperienceBundle 型を取得すると、3 レベルのフォルダー構造に含まれる詳細なサイトメタデータを、人間が判読可能な形式で抽出して編集できます。

制限事項

  • 管理パッケージはサポートされません。

ExperienceBundle の構造

ExperienceBundle を取得すると、データは 3 レベルのフォルダー構造に保存されます。

experiences フォルダーには、組織の各エクスペリエンスビルダーサイト用のフォルダーが含まれます。各 site_name フォルダー (この例では customer_service) には、サイトを定義し、エクスペリエンスビルダーでアクセスするさまざまな要素を表すサブフォルダーが含まれます。各サブフォルダーは、ローカルマシンやスクラッチ組織で編集してからリリースできるプロパティが入った .json ファイルを持っています。ExperienceBundle のフォルダー

各エクスペリエンスビルダーサイトを定義するファイルを詳しく見てみましょう。
フォルダー 内容
brandingSets branding_set_name.json は、サイトのブランドセットプロパティを定義します。
config
  • site_name.json は、公開アクセスや順次表示などのサイト設定を定義します。
  • languages.json は、サポートされる言語を定義します。
  • loginAppPage.json と mainAppPage.json は、単一ページアプリケーション (SPA) です。loginAppPage.json は、ログインを必要とするサイトページで使用します。mainAppPage は、他のすべてのページで使用します。

    SPA は、1 つの HTML ページを読み込む Web アプリケーションです。ユーザーが移動する複数のページで構成される従来の Web サイトとは異なり、SPA は、ユーザーが操作するときにページを動的に更新するための複数のビューで構成されています。

routes URL や他のルート関連情報を定義する page_name.json という名前のファイルがページごとに 1 つ含まれます。
themes テーマを定義する theme_name.json という名前のファイルがテーマごとに 1 つ含まれます。
variations experienceVariation_name.json という名前のファイルがバリエーションごとに 1 つ含まれます。

環境のバリエーションを使用することで、利用者ごとにエクスペリエンスビルダーサイトにおけるブランド設定、ページバリエーション、コンポーネントの表示、コンポーネントの属性などのデフォルト動作を変更できます。

views view_name.json という名前のファイルがビューごとに 1 つ含まれます。各ファイルは、エンドユーザーに表示するページに相当する SPA ビューを定義します。ビューは、表示されるページ内の他の領域やコンポーネントを含む領域から構成されます。

エクスペリエンスビルダーサイトの .json ファイルを更新する前に、バックアップとしてサイトのフォルダーをコピーすることをお勧めします。

ヒント

ExperienceBundle の完全な定義と、含まれるファイルについては、『メタデータ API 開発者ガイド』を参照してください。

ExperienceBundle のメタデータ型の有効化

Aura サイトの ExperienceBundle を有効化すると、メタデータ API コール (retrieve および deploy) と Salesforce DX 操作 (pull、push、status) は SiteDotCom 型ではなく ExperienceBundle 型を使用します。

変更セットを使用してサイトをリリースすると、連動関係のリストには Site.com 型の 2 つの項目 (MySiteName and MySiteName1) が含まれます。MySiteName1 は、SiteDotCom ではなく ExperienceBundle を表すようになります。

LWR サイトの ExperienceBundle メタデータ型を有効にする必要はありません。LWR サイトでは、デフォルトで ExperienceBundle が使用されます。

メモ

  1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「デジタルエクスペリエンス」と入力し、[設定] を選択します。
  2. [ExperienceBundle メタデータ API を有効化] を選択します。
  3. 変更内容を保存します。

あるいは、スクラッチ組織定義ファイルを使用してスクラッチ組織を作成するときにこの機能を有効にすることもできます。(「Metadata Coverage (対象メタデータ)」レポート」を参照)。

メタデータ API を使用した ExperienceBundle の取得とリリース

メタデータ API では、マニフェストファイルは、取得するコンポーネントを定義します。次の例は、SiteDotCom ではなく ExperienceBundle を使用してエクスペリエンスビルダーサイトを取得する package.xml マニフェストファイルを示しています。

.zip ファイルを取得したら、展開して取り出したファイルを開いて編集してください。zip ファイルの内容

「zip ファイルを使用したメタデータのリリースと取得」を参照してください。

Salesforce DX を使用した ExperienceBundle の取得とリリース

Salesforce Developer Experience (DX) は、開発ライフサイクル全体を合理化するツールセットです。Salesforce DX によって、チーム開発とコラボレーションが向上し、自動テストと継続的インテグレーションが促進され、リリースサイクルがより効率的で俊敏になります。

Salesforce DX 環境を設定してある場合は、以下をすばやく行うことができます。
  • sf project retrieve start を使用して組織内のすべてのエクスペリエンスビルダーサイトを取得する
  • sf project deploy start を使用して更新をリリースする
  • sf project deploy preview または sf project retrieve preview を使用してサーバー上の競合や変更を確認する
  • sf community list template を使用して使用可能なテンプレートのリストを取得する
  • sf community create を使用してサイトを作成する
  • sf community publish を使用してエクスペリエンスビルダーサイトを公開する