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項目監査履歴

項目監査履歴を使用すると、アーカイブ済みの項目履歴データを、データがアーカイブされた時点から最長 10 年保持するポリシーを定義できます。この機能により、監査機能とデータ保持に関する業界の規制に準拠できます。
使用可能なインターフェース: Salesforce Classic (すべての組織で使用できるわけではありません)、Lightning Experience、および Salesforce アプリケーション
使用可能なエディション: Enterprise Edition、Performance Edition、および Unlimited Edition

必要なユーザ権限
項目履歴の保持ポリシーを指定する 「項目履歴の保持」

Salesforce メタデータ API を使用して、項目履歴管理が有効になっている項目の項目履歴の保持ポリシーを定義します。次に、REST API、SOAP API、および Tooling API を使用して、アーカイブデータを処理します。項目監査履歴の有効化についての詳細は、Salesforce の担当者にお問い合わせください。

項目履歴は [履歴] 関連リストから FieldHistoryArchive Big Object にコピーされます。関連履歴リストに 1 つの HistoryRetentionPolicy (取引先履歴など) を定義し、アーカイブするオブジェクトのさまざまな項目監査履歴保持ポリシーを指定します。次に、メタデータ API を使用して、Big Object をリリースします。オブジェクトの保持ポリシーは必要な頻度で更新できます。項目監査履歴では、1 オブジェクトにつき 60 個までの項目を追跡できます。項目監査履歴がなければ、1 オブジェクトにつき追跡できる項目は 20 個のみです。項目監査履歴を使用した場合、アーカイブ済みの項目履歴データは、データがアーカイブされた時点から最長 10 年保持されます。項目監査履歴を使用しない場合、アーカイブ済みのデータは、18 か月のみ保持されます。

項目履歴の保持ポリシーは次のオブジェクトに設定できます。
  • 取引先 (個人取引先を含���)
  • 納入商品
  • キャンペーン
  • ケース
  • 取引先責任者
  • 契約
  • 契約品目名
  • エンタイトルメント
  • 個人
  • リード
  • 商談
  • 注文
  • 注文商品
  • 価格表
  • 価格表エントリ
  • 商品
  • サービス予約
  • サービス契約
  • ソリューション
  • 作業指示
  • 作業指示品目
  • 項目履歴管理が有効なカスタムオブジェクト

項目監査履歴を有効にすると、サポートされるオブジェクトに対して HistoryRetentionPolicy が自動的に設定されます。デフォルトでは、本番組織では 18 か月後、Sandbox 組織では 1 か月後にデータがアーカイブされ、アーカイブされたすべてのデータは 10 年間保存されます。メタデータ API を使用してオブジェクトの定義を取得するときには、デフォルトの保持ポリシーは含まれません。カスタム保持ポリシーのみがオブジェクト定義と一緒に取得されます。

メモ

管理パッケージや未管理パッケージに項目履歴の保持ポリシーを含めることができます。

次の項目は、追跡できません。
  • 数式項目、積み上げ集計項目、または自動採番項目
  • 作成者および最終更新者
  • 商談の [期待収益] 項目
  • ソリューションの [マスタソリューション名] 項目または [マスタソリューション詳細] 項目
  • ロングテキスト項目
  • 複数選択項目

項目監査履歴ポリシーを定義およびリリースすると、本番データが関連履歴リスト (取引先履歴など) から FieldHistoryArchive Big Object に移行されます。最初のコピーは、ポリシーで定義された項目履歴をアーカイブストレージに書き込みます。これには時間がかかる場合があります。その後のコピーは前回のコピー以降の変更のみが転送されるため、高速に処理されます。アーカイブデータのクエリには、限られた SOQL のセットを使用できます。

非同期 SOQL を使用して、FieldHistoryArchive Big Object のデータ量に基づいてカスタムオブジェクトから集計レポートを作成します。

組織でプラットフォームの暗号化を有効にした場合、FieldHistoryArchive の AsyncSOQL はサポートされません。

重要

プラットフォームの暗号化を後でオンにしても、以前アーカイブしたデータは、暗号化されないままとなります。たとえば、組織では、電話番号項目などの取引先項目に対してデータ履歴保持ポリシーを定義するために項目監査履歴を使用します。プラットフォームの暗号化を有効にした後で、その項目の暗号化を有効にすると、取引先の電話番号データが暗号化されます。新しい電話番号レコードと [取引先履歴] 関連リストに保存された以前の更新は暗号化されます。ただし、FieldHistoryArchive オブジェクトにアーカイブ済みの電話番号履歴データは、暗号化されずに保存されます。組織で以前にアーカイブしたデータを暗号化する必要がある場合は、Salesforce にお問い合わせください。保存された項目履歴データを暗号化し、再度アーカイブしてから、暗号化されていないアーカイブを削除します。

ヒント