コマンドラインでの定義ファイルオプションの上書きまたは追加
force:org:create や force:user:create などの一部の CLI コマンドは、JSON 定義ファイルを使用して作成する組織またはユーザの特性を判断します。定義ファイルには、1 つ以上のオプションが含まれます。コマンドラインでいくつかのオプションを名前-値のペアとして指定し、そのオプションを上書きできます。定義ファイル内にはないオプションを指定することもできます。この方法により、複数のユーザまたは継続的インテグレーションジョブで基本定義ファイルを共有し、コマンドの実行時にオプションをカスタマイズできます。
たとえば、次の JSON 定義ファイルを使用してスクラッチ組織を作成するとします。ファイルに project-scratch-def.json という名前を付けます。
1{
2 "orgName": "Acme",
3 "country": "US",
4 "edition": "Enterprise",
5 "hasSampleData": "true",
6 "features": ["MultiCurrency", "AuthorApex"],
7 "orgPreferences": {
8 "enabled": ["S1DesktopEnabled", "ChatterEnabled"],
9 "disabled": ["IsNameSuffixEnabled"]
10 }
11}ファイル内のすべてのオプションを使用する Enterprise Edition スクラッチ組織を作成するには、次のコマンドを実行します。
1sfdx force:org:create --definitionfile project-scratch-def.json次に、同じ定義ファイルを使用して、edition および hasSampleData オプションを上書きすることで、サンプルデータが含まれない Developer Edition スクラッチ組織を作成できます。
1sfdx force:org:create --definitionfile project-scratch-def.json edition=Developer hasSampleData=false複数の配列値はカンマで区切り、二重引用符で囲みます。たとえば、features オプションを変更するには次のように指定します。
1sfdx force:org:create --definitionfile project-scratch-def.json features="MultiCurrency,PersonAccounts"次の例は、定義ファイル内には存在しない adminEmail オプションを追加する方法を示しています。
1sfdx force:org:create --definitionfile project-scratch-def.json adminEmail=john@doe.org