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NamedCredential

指定ログイン情報を表します。指定ログイン情報では、コールアウトエンドポイントの URL と必要な認証パラメータを 1 つの定義内に指定します。指定ログイン情報は、エンドポイントとして指定できるため、認証コールアウトの設定が簡略化されます。

このエンティティ内に保存されているログイン情報はすべて、プラットフォーム上のほかの暗号化フレームワークと一貫性のあるフレームワークで暗号化されます。Salesforce は、組織固有の鍵を自動作成してログイン情報を暗号化します。以前の暗号化スキームを使用して暗号化されたログイン情報は、新しいフレームワークに移行されました。

メモ

親種別

Metadata メタデータ型を拡張し、その fullName 項目を継承します。

ファイルのサフィックスおよびディレクトリの場所

NamedCredential コンポーネントのサフィックスは .namedCredential で、namedCredentials フォルダに保存されます。

バージョン

NamedCredential コンポーネントは、API バージョン 33.0 以降で使用できます。

特別なアクセスルール

Spring '20 以降、この型にアクセスできるのは、「設定・定義を参照する」権限を持つユーザのみとなります。

項目

項目名 説明
allowMergeFieldsInBody
項目の型
boolean
説明
コールアウトが行われたときに HTTP リクエストボディに組織データを入力する差し込み項目を Apex コードで使用できるかどうかを指定します。ユーザインターフェースの [HTTP 本文の差し込み項目を許可] に対応します。デフォルトは false です。

この項目は、API バージョン 41.0 以降で使用できます。

allowMergeFieldsInHeader
項目の型
boolean
説明
コールアウトが行われたときに HTTP ヘッダーに組織データを入力する差し込み項目を Apex コードで使用できるかどうかを指定します。ユーザインターフェースの [HTTP ヘッダーの差し込み項目を許可] に対応します。デフォルトは false です。

この項目は、API バージョン 41.0 以降で使用できます。

authProvider
項目の型
string
説明
AuthProvider コンポーネントで表される認証プロバイダ。

この項目は API バージョン 56.0 では非推奨です。

authTokenEndpointUrl
項目の型
string
説明
JWT をアクセストークンと交換する場所の URL。

この項目は API バージョン 46.0 で初めて使用可能になりましたが、API バージョン 56.0 以降では非推奨になりました。

awsAccessKey
項目の型
string
説明
プログラムによる AWS への要求の署名に使用されるアクセスキーの 1 つ目のパート。AWS 署名バージョン 4 が認証プロトコルの場合に使用します。

この項目は API バージョン 46.0 で初めて使用可能になりましたが、API バージョン 56.0 以降では非推奨になりました。

awsAccessSecret
項目の型
string
説明
AWS に対するプログラムを使用した要求に署名するために使用されるアクセスキーの 2 番目の部分。AWS 署名バージョン 4 が認証プロトコルの場合に使用します。

この項目は API バージョン 46.0 で初めて使用可能になりましたが、API バージョン 56.0 以降では非推奨になりました。

awsRegion
項目の型
string
説明
指定ログイン情報でアクセスする AWS リージョンを指定します。

この項目は API バージョン 46.0 で初めて使用可能になりましたが、API バージョン 56.0 以降では非推奨になりました。

awsService
項目の型
string
説明
指定ログイン情報でアクセスする AWS リソースを指定します。

この項目は API バージョン 46.0 で初めて使用可能になりましたが、API バージョン 56.0 以降では非推奨になりました。

certificate
項目の型
string
説明
証明書を指定する場合、Salesforce 組織が、各外部システムとの双方向 SSL 接続確立時に証明書を提供します。この証明書は、要求がユーザの Salesforce 組織からのものであることを確認するデジタル署名に使用されます。

この項目は API バージョン 56.0 では非推奨です。

endpoint
項目の型
string
説明
コールアウトエンドポイントの URL またはルート URL。ユーザインターフェースの URL に対応します。

この項目は API バージョン 56.0 では非推奨です。

generateAuthorizationHeader
項目の型
boolean
説明
Salesforce で認証ヘッダーが生成され、指定ログイン情報を参照する各コールアウトに適用されるかどうかを指定します。ユーザインターフェースの [認証ヘッダーを生成] に対応します。デフォルトは true です。

この項目は、API バージョン 41.0 以降で使用できます。

jwtAudience
項目の型
string
説明
JWT の外部サービスまたはその他の許可された受信者。JSON として記述され、単一の利用者では文字列が引用符で囲まれ、複数の利用者では文字列が引用符で囲まれて配列となります。単一の利用者の例: “aud1”、複数の利用者の例: [“aud1”, “aud2”, “aud3”]。

この項目は API バージョン 56.0 では非推奨です。

jwtFormulaSubject
項目の型
string
説明
JWT の件名を計算する数式文字列。単一引用符付きの API 参照名と定数文字列を含めることができます。トークンを要求するユーザごとに一意な動的な件名が使用できます。たとえば、'User='+$User.Id です。この項目は、principalTypePerUser に設定されている場合に使用します。ユーザインターフェースの [ユーザごとの件名] に対応します。

この項目は API バージョン 46.0 で初めて使用可能になりましたが、API バージョン 56.0 以降では非推奨になりました。

jwtIssuer
項目の型
string
説明
大文字と小文字を区別する文字列を使用して JWT の発行者を指定します。

この項目は API バージョン 46.0 で初めて使用可能になりましたが、API バージョン 56.0 以降では非推奨になりました。

jwtSigningCertificate
項目の型
string
説明
外部サイトに対する JWT の認証を検証する証明書。

この項目は API バージョン 46.0 で初めて使用可能になりましたが、API バージョン 56.0 以降では非推奨になりました。

jwtTextSubject
項目の型
string
説明
JWT の件名を指定する引用符なしの静的テキスト。この項目は、principalTypeNamedUser に設定されている場合に使用します。ユーザインターフェースの [指定ユーザの件名] に対応します。

この項目は API バージョン 46.0 で初めて使用可能になりましたが、API バージョン 56.0 以降では非推奨になりました。

jwtValidityPeriodSeconds
項目の型
int
説明
トークンが有効な秒数を指定します。

この項目は API バージョン 46.0 で初めて使用可能になりましたが、API バージョン 56.0 以降では非推奨になりました。

label
項目の型
string
説明

必須。

リストビューなどの Salesforce ユーザインターフェースに表示される、指定ログイン情報のわかりやすい名前。
namedCredentialParameters
項目の型
NamedCredentialParameter[]
説明
指定ログイン情報の設定に使用される 1 つ以上の NamedCredentialParameter を参照します。

この項目は、API バージョン 54.0 以降で使用できます。

namedCredentialType
項目の型
NamedCredentialType (string 型の列挙)
説明
この指定ログイン情報の種別または動作を指定します。

値は次のとおりです。

  • Legacy: 指定ログイン情報は従来の種別です。つまり、このリリースのスキーマは使用されません。たとえば、接続を設定するためのパラメータは使用されません。後方互換性のために使用されます。
  • SecuredEndpoint: 指定ログイン情報のエンドポイントは、認証によって保護されます。必要に応じてクライアント証明書を追加することもできます。

この項目は、API バージョン 54.0 以降で使用できます。

oauthRefreshToken
項目の型
string
説明
OAuth 更新トークン。トークンの期限が切れたときに、エンドユーザの新しいアクセストークンを取得するために使用します。

この項目は API バージョン 56.0 では非推奨です。

oauthScope
項目の型
string
説明
アクセストークンを要求するための権限の範囲を指定します。ユーザインターフェースの [範囲] に対応します。

この項目は API バージョン 56.0 では非推奨です。

oauthToken
項目の型
string
説明
認証サーバによって発行されるアクセストークン。

この項目は API バージョン 56.0 では非推奨です。

outboundNetworkConnection
項目の型
string
説明
指定ログイン情報を使用してコールアウトを AWS に送信する発信ネットワーク接続を指定します。

この項目は API バージョン 49.0 で初めて使用可能になりましたが、API バージョン 56.0 以降では非推奨になりました。

password
項目の型
string
説明
外部システムにアクセスするために組織で使用するパスワード。外部システムにアクセスするための十分な権限がログイン情報にあることを確認します。アクセスの設定方法によっては、システム管理者のパスワードの指定が必要になる場合があります。

この項目は API バージョン 56.0 では非推奨です。

principalType
項目の型
ExternalPrincipalType (string 型の列挙)
説明
外部システムへのアクセスに 1 セットのログイン情報と複数セットのログイン情報のどちらを使用するかを決定します。ユーザインターフェースの [ID 種別] に対応します。

値は次のとおりです。

  • Anonymous
  • NamedUser
  • PerUser

この項目は API バージョン 56.0 では非推奨です。

protocol
項目の型
AuthenticationProtocol (string 型の列挙)
説明
外部システムへのアクセスに必要な認証プロトコル。有効な値は、次のとおりです。
  • AwsSig4
  • Jwt
  • JwtExchange
  • NoAuthentication
  • Oauth
  • Password

署名バージョン 4 使用する Amazon Web Services への接続には、AwsSig4 を使用します。

直接トークンシステムを使用した接続には、Jwt を選択します。JWT を処理してアクセストークンを返すために中間認証プロバイダを使用している場合は、JwtExchange を使用します。

単純な URL データソースには、NoAuthentication を選択します。

クラウドベースの Files Connect 外部システムにアクセスするには、Oauth を選択します。社内システムには、Password. を選択します。

この項目は API バージョン 56.0 では非推奨です。

username
項目の型
string
説明
外部システムにアクセスするために組織で使用するユーザ名。外部システムへのコールアウトを実行するための十分な権限がログイン情報にあることを確認します。アクセスの設定方法によっては、システム管理者のユーザ名の指定が必要になる場合があります。

この項目は API バージョン 56.0 では非推奨です。

NamedCredentialParameter

指定ログイン情報を設定するパラメータをカプセル化します。パラメータは、動作を決定するパラメータ種別として識別されます。パラメータ名は、識別子として識別されるか、種別とその値に基づいて解釈されます。関連するパラメータは、同じパラメータグループ名でグループ化されます。API バージョン 54.0 以降で利用できます。

項目名 説明
certificate
項目の型
string
説明
parameterType 項目の値が ClientCertificate の場合、この項目は証明書を参照します。
description
項目の型
string
説明
人間が見てわかる、この指定ログイン情報パラメータの説明。
externalCredential
項目の型
string
説明
parameterType 項目の値が Authentication の場合、この項目は、(UserExternalCredential オブジェクトに含まれている) 一連の認証済みユーザログイン情報を参照する外部ログイン情報を参照します。
outboundNetworkConnection
項目の型
string
説明
将来の使用のために予約されています。
parameterName
項目の型
string
説明

必須。

指定ログイン情報パラメータの名前。
parameterType
項目の型
NamedCredentialParamType (string 型の列挙)
説明

必須。

指定ログイン情報パラメータの種別。

値は次のとおりです。

  • Authentication: このパラメータで認証を設定するときに、externalCredential 項目で参照される外部ログイン情報に指定されたログイン情報を使用することを指定します。
  • ClientCertificate: certificate 項目で参照されるクライアント証明書をこのパラメータで設定することを指定します。
  • HttpHeader: ユーザは、実行時にコールアウトに追加されるカスタムヘッダーを指定できます。HttpHeader を使用する場合、parameterName 項目は文字列のヘッダー名にし、parameterValue は実行時に評価されるヘッダー値の数式にする必要があります。
  • Url: エンドポイントの URL をこのパラメータで設定することを指定します。実際の URL は parameterValue 項目に保存します。
parameterValue
項目の型
string
説明
parameterType 項目が Url などのリテラル値を示している場合、リテラル値はこの項目に保存されます (https://iam.amazonaws.com/ など)。
sequenceNumber
項目の型
int
説明
HttpHeader パラメータを並び替えるために使用されます。また、NamedPrincipal パラメータを並び替えるためにも使用されます。

宣言的なメタデータの定義のサンプル

NamedCredential コンポーネントの例を次に示します。

1<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
2<NamedCredential xmlns="http://soap.sforce.com/2006/04/metadata">
3    <label>SampleNamedCredential</label>
4    <namedCredentialType>SecuredEndpoint</namedCredentialType>
5    <namedCredentialParameters>
6        <description>IAM Endpoint</description>
7        <parameterName>DefaultEndpoint</parameterName>
8        <parameterType>Url</parameterType>
9        <parameterValue>https://iam.amazonaws.com/</parameterValue>
10        <parameterGroup>DefaultGroup</parameterGroup>
11    </namedCredentialParameters>
12    <namedCredentialParameters>
13        <description>AWS Auth</description>
14        <parameterName>DefaultAuth</parameterName>
15        <parameterType>Authentication</parameterType>
16        <externalCredential>SampleExternalCredential</externalCredential>
17        <parameterGroup>DefaultGroup</parameterGroup>
18    </namedCredentialParameters>
19    <namedCredentialParameters>
20        <description>Cert</description>
21        <parameterName>DefaultCert</parameterName>
22        <parameterType>ClientCertificate</parameterType>
23        <certificate>MyCertificate</certificate>
24        <parameterGroup>DefaultGroup</parameterGroup>
25    </namedCredentialParameters>
26    <allowMergeFieldsInBody>true</allowMergeFieldsInBody>
27    <allowMergeFieldsInHeader>true</allowMergeFieldsInHeader>
28    <generateAuthorizationHeader>true</generateAuthorizationHeader>
29</NamedCredential>

前の定義を参照する package.xml の例を次に示します。

1<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
2<Package xmlns="http://soap.sforce.com/2006/04/metadata">
3    <types>
4        <members>*</members>
5        <name>NamedCredential</name>
6    </types>
7    <version>54.0</version>
8</Package>

マニフェストファイル内のワイルドカードのサポート

このメタデータ型では、package.xml マニフェストファイル内のワイルドカード文字 * (アスタリスク) がサポートされます。マニフェストファイルの使用についての詳細は、「zip ファイルを使用したメタデータのリリースと取得」を参照してください。