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メタデータ API リリースの特殊な動作

リリースの特定の種類と内容に関する重要な考慮事項。

変更を Salesforce 組織にリリースする場合、必要なすべての変更が含まれるように、リリースの個々のコンポーネントがどのように動作するのかを考慮します。次の情報を参考にして、リリースに含めるものや、対象組織での変更の表示方法を決定してください。

Apex クラスおよび Apex トリガ
デフォルトでは、Apex ジョブを待機中または処理中にする Apex コードへの変更はリリースできません。これらの変更をリリースするには、次のいずれかを実行します。
  • Apex コードへの変更をリリースする前に、Apex ジョブをキャンセルします。リリース後にジョブを再スケジュールします。
  • Salesforce ユーザインターフェースの [リリース設定] ページで Apex ジョブによるリリースを有効化します。
承認プロセス
  • メタデータ API と共に Salesforce ナレッジ記事の承認プロセスを使用するには、記事タイプをリリースする必要があります。承認プロセスの記事バージョン (_kav) の場合、サポートされるアクションの種類は、ナレッジアクション、メールアラート、項目自動更新、送信メッセージになります。
  • 承認プロセスで、カスタム項目を含む投稿テンプレートを参照している場合、変更セットに追加する前にこれらの投稿テンプレートを送信側組織に再保存します。[設定] から、[クイック検索] ボックスに「投稿テンプレート」と入力し、[投稿テンプレート] を選択します。各投稿テンプレートで、[編集][保存] の順にクリックします。
  • メタデータには、有効承認プロセスの順序は含まれません。場合によっては、リリース後に対象組織で承認プロセスを並び替える必要があります。
  • 変更セットに以前に含まれており別の組織でリリース済みの承認プロセスの [一意の名前] を変更し、変更セット経由で承認プロセスを再送信する場合は、他の組織でリリースされる時点で新しい承認プロセスが作成されます。以前にリリースされた承認プロセスは、変更されません。
カスタム項目
API バージョン 30.0 以降、新しいカスタム項目をリリースする場合、プロファイル項目権限の editable 項目と readable 項目のデフォルト値は false です。デフォルト値を上書きするには、新規項目の項目権限をプロファイルに含めます。
カスタムオブジェクト

カスタムオブジェクトの挿入、オブジェクトの sharingModel 項目の更新、新しい所有者に基づく共有ルールの追加を同時に行うことはサポートされていません。その場合は、3 つの個別のリリースが必要になります。まずカスタムオブジェクトをリリースし、次にオブジェクトの更新された sharingModel をリリースし、その後に新しい所有者に基づく共有ルールをリリースします。1 つのリリースで sharingModel 項目の更新を更新して、条件に基づく共有ルールまたはゲストユーザ共有ルールを追加することもできます。

接続アプリケーション
  • メタデータ API で consumerKey を設定することはできません。これは、情報提供を目的とした取得操作に含まれます。接続アプリケーションを別の組織に移動する場合、組織にリリースする前に consumerKey を .zip ファイルから削除する必要があります。移行先の組織で新しいキーが生成されます。
  • 接続アプリケーションのモバイル設定は、変更セットでサポートされていないため、手動で移行する必要があります。
グループ

グループ種別をリリースする場合、公開グループのメンバーは移行されません。

主従関係
主従関係が含まれるメタデータ API リリースでは、次の場合にごみ箱内のすべての従レコードが削除されます。
  1. 新しい [主従関係] 項目が含まれるリリースの場合、[主従関係] 項目のリリースに進む前にすべての従レコードを論理削除 (ごみ箱に送信) しないと、リリースは失敗します。リリース中、従レコードはごみ箱から完全に削除され、復元することはできません。
  2. 参照項目関係を主従関係に変換するリリースの場合、正常にリリースするには、従レコードが主レコードを参照しているか、従レコードが論理削除 (ごみ箱に送信) されている必要があります。ただし、リリースの成功時にごみ箱内のすべての従レコードは完全に削除されます。
ページレイアウト
ページレイアウトの割り当てを含むリリースでは、対象組織にある既存のすべてのページレイアウトの割り当てが、.zip ファイルで指定された割り当てに置き換えられます。組織の既存のページレイアウトが .zip ファイルに含まれていない場合、それらのページレイアウトはなくなります。すべての必要なレコードタイプの全ページレイアウトを .zip ファイルに必ず含めるようにしてください。
選択リスト値
メタデータに含まれていない対象組織の選択リスト項目の値は無効に設定されます。
たとえば、対象組織の選択リストに有効な値 (1) が含まれていて、選択リストの値 (1) がメタデータに含まれていない場合、対象組織で 1 が有効から無効に変わります。
プロファイル
対象組織に存在しない名前のプロファイルがパッケージに含まれている場合、新しいプロファイルはその名前で作成されます。リリースされたプロファイルで権限または設定が指定されていない場合、最終的なプロファイルは標準プロファイルのすべての権限と設定で構成されます。

ContentVersion オブジェクトのカスタム項目は、すべてのプロファイルユーザが使用できます。プロファイルメタデータをエクスポートすると、すべてのカスタム項目が公開されます。

メモ

共有
  • API バージョン 29.0 では、メタデータ API を使用してオブジェクトの sharingModel を変更することはできません。ユーザインターフェースを使用して対象組織を手動で変更します。
  • API バージョン 30.0 以降、メタデータ API とユーザインターフェースを使用して、内部ユーザ向けにオブジェクトの sharingModel を変更できます。
  • メタデータ API では、オブジェクトの sharingModel 項目の更新と新しい所有者ベースの共有ルールの追加を同時に行うことはサポートされていません。組織の共有設定が公開である場合は、所有者に基づく共有ルールを追加できます。その後、sharingModel を更新すると、1 回だけ共有が再適用されます。メタデータ API を使用して、条件ベースの共有ルールまたはゲストユーザの共有ルールのリリースと sharingModel 項目の変更を一緒に行うことができます。
ワークフロー
メタデータ API では、フロートリガのテストモードはサポートされていません。システム管理者がワークフロールールを起動したときにフロートリガで最新のフローバージョンを実行する場合は、リリース後にユーザインターフェースでテストモードを有効にします。