Add the #DF24 Developer Keynote to your agenda. Join us in-person on 9/19 at 2:30 p.m. PT or on Salesforce+ at 5 p.m. PT for the must-see session built just for developers.

コンポーザブルストアフロントのリリースノート

このリリースノートには、Progressive Web App (PWA) Kit と Managed Runtime の更新が含まれています。2023 年 10 月以前に公開されたリリースノートについては、以下を参照してください。

Managed Runtime 環境へのアクセスを、サードパーティのコンテンツ配信ネットワーク (CDN) からのトラフィックに制限します。CDN と環境全体に共有アクセス制御ヘッダーを設定して、買い物客、ボット、クローラーが環境に直接アクセスしないようにします。

環境をロックダウンする方法については、アクセス制御ヘッダーおよび projects_target_access_control_header_create API を参照してください。

PWA Kit Retail React App で利用できる商品タイルを大幅に改善して、コンバージョンと買い物客のエンゲージメントを促進し、実装コストを削減します。商品タイルに以下の機能が追加されました:

  • プロモーションのコールアウト
  • 取り消し線付きの価格設定
  • バリアント選択用の商品タイル見本
  • 商品バッジ
  • 拡張機能を備えた productSearch API の使用。これにより、productSearch API と getProduct(s) API を組み合わせた場合よりもパフォーマンスが向上します。

B2C Commerce 上に構築したヘッドレスストアフロントまたは PWA Kit ストアフロント用のサイトマップを Business Manager (BM) で簡単に作成できます。サイトマップは、インデックス化するページとサイト階層に関する指示を検索クローラーに提供し、SEO ランキングの向上に役立ちます。サイトマップによる SEO の改善を参照してください。

PWA Kit で、アクティブデータの注文メトリックの収集がサポートされるようになりました。このコレクションを使用して、顧客の行動を理解し、マーチャンダイジングとセグメンテーションの戦略を最適化します。アクティブデータを参照してください。

Runtime Admin を使用して環境変数を管理します。この機能は、Managed Runtime API を使用して環境変数を管理する代わりに使用できます。環境変数を使用すると、コードを変更せずに環境内で実行されているアプリケーションプロセスに変数を追加できます。環境変数を参照してください。

この機能は現在一般公開されています。

PWA Kit で構築されたサイトのエラーを Log Center を使用してトラブルシューティングします。

  • 多数のログを検索し、絞り込むことができます。また、履歴ログを確認できます。
  • 単一のユーザーインターフェイスにアクセスして、Managed Runtime (MRT) および B2C Commerce インスタンスからのログを表示できます。MRT 環境内で発生している内容を B2C Commerce インスタンス内で発生している内容と結び付けます。
  • CLI を使用せずに MRT ログを簡単に確認できます。

Log Center を使用したデバッグを参照してください。

この機能は、PWA Kit のバージョン 3.5 から一般提供されます。PWA Kit の入手可能な最新バージョンについては、GitHub のリリースページを確認してください。

PWA Kit のサイトで Shopper Login and API Access Service (SLAS) のプライベートクライアントを有効にすることで、実装時間を短縮して以下の機能をサポートできます。

  • パスワードなしのログイン
  • パスワードのリセット
  • より高速なページ読み込み時間

SLAS プライベートクライアントの使用を参照してください。

バンドルの再デプロイ後、ページの読み込み時間が短縮されます。このコンテンツ配信ネットワーク (CDN) により、アプリケーションのパフォーマンスが向上します。

  • HTTP/3 — HTTP/3 プロトコルをサポートするすべてのブラウザーとクライアントに対し、自動的に使用します。HTTP/3 は、特にモバイルなどのネットワークに制約のあるデバイスを使用する買い物客のパフォーマンスを向上します。
  • クロスリージョン CDN キャッシュ — キャッシュされたレスポンスを地域 (リージョン) 間で自動的に使用して、世界中で利用されるサイトのキャッシュヒット率とパフォーマンスを向上します。
  • より多くの CDN リージョン — CDN にさらに多くの地域 (リージョン) を追加しました。これにより、スタックされた CDN 設定を使用する場合に応答時間を短縮し、ネットワークホップを減らすことができます。

Runtime Admin を使用してサーバー側の Cookie を有効にします。この機能は、Managed Runtime API を使用してサーバー側の Cookie を有効にする代わりに使用できます。サーバー側の Cookie を使用することで、プライバシーとセキュリティを強化でき、よりカスタマイズされたパーソナライゼーションとマーケティングをサポートできます。Cookie によるパーソナライズを参照してください。

Runtime Admin を使用してソースマップを有効にします。この機能は、Managed Runtime API を使用してソースマップを有効にする代わりに使用できます。ソースマップは、エラースタックの読みやすさを向上させることで、開発とデバッグのエクスペリエンスを大幅に向上するように設計されています。ソースマップを使用したデバッグを参照してください。

サードパーティのコンテンツ管理システム (CMS) を Storefront Preview とともに使用できます。たとえば、CMS でホリデーセールのバナーを管理している場合、Storefront Preview を使用して、指定期間中にバナーがサイトにどのように表示されるかを確認できます。Storefront Preview を参照してください。

1 つ以上の顧客グループ ID に基づいて、Progressive Web App (PWA) Kit のサイトがどのように表示されるかをプレビューします。たとえば、従業員割引を利用する買い物客にサイトがどのように表示されるかをプレビューできます。ストアフロントのプレビューを参照してください。

プロジェクトを Node 20 でデプロイできるようになりました。PWA Kit プロジェクトを最新の 3.4.x バージョンにアップグレードし、Node バージョンのアップグレードの手順に従う必要があります。

日本国内のお客様は、既存の東京地域に加え、大阪地域でも環境を実行できるようになりました。地域は環境設定から変更できます。

ソースマップが Managed Runtime で使用できるようになりました。この機能は、エラースタックの読みやすさを向上させることで、開発とデバッグのエクスペリエンスを大幅に向上するように設計されています。ソースマップは PWA Kit 3.4.x 以降で生成でき、enable_source_maps 環境設定を切り替えることで有効にできます。ソースマップを使用したデバッグを参照してください。

PWA Kit のサイトでアクティブデータを使用して、商品のパフォーマンスメトリクスを観察し、マーチャンダイジングの自動ルールを設定します。アクティブデータを参照してください。

ストアフロントのプレビュー機能を使用して、指定したソースコード、顧客グループ、特定の日付や時刻など、さまざまなコンテキストで PWA Kit のサイトがどのように表示されるかを確認できます。たとえば、サイトの変更点を Production (本番) 環境にデプロイする前に、Staging (ステージング) 環境でプレビューできます。Storefront Preview を参照してください。

Runtime Admin で環境を作成するときに、環境に接続する Commerce Cloud インスタンスとサイトを選択できるようになりました。これにより、Managed Runtime 環境と Commerce Cloud プラットフォーム間のより緊密な統合が可能になります。新しい Managed Runtime API エンドポイントを使用して、Commerce Cloud インスタンスへの環境の接続を管理および追跡することもできます。詳細についてはこちらのドキュメントを参照してください。