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AuthProvider

認証プロバイダーを表します。認証プロバイダーによって、ユーザーは、Facebook、Google、GitHub などの外部サービスプロバイダーから Salesforce にログインできるようになります。Metadata メタデータ型を拡張し、その fullName 項目を継承します。

ファイルのサフィックスおよびディレクトリの場所

認証プロバイダーは authproviders ディレクトリに保存されます。ファイル名は URL サフィックスに一致し、拡張子は .authprovider です。たとえば、URL サフィックスが FacebookProvider という認証プロバイダーは、authproviders/FacebookProvider.authprovider に保存されます。

バージョン

認証プロバイダーは、API バージョン 27.0 以降で使用できます。

特別なアクセスルール

このオブジェクトにアクセスできるのは、「アプリケーションのカスタマイズ」権限および「認証プロバイダーの管理」権限のあるユーザーのみです。

項目

項目名 項目の型 説明
appleTeam string Apple をサードパーティ認証プロバイダーとして使用するときに必要です。Apple 開発者アカウントから取得した 10 文字のチーム ID です。API バージョン 48.0 以降で利用できます。
authorizeUrl string OpenID Connect 認証プロバイダーを作成するときに必要です。OAuth 認証エンドポイント URL。API バージョン 29.0 以降で利用できます。

API バージョンが 33.0 以降で、Salesforce 管理認証プロバイダーの場合、項目を空白のままにし、Salesforce によって値を提供および管理できるようにします。詳細は、「使用状況」を参照してください。

consumerKey string サードパーティ (外部) の認証プロバイダーに登録されているアプリケーションの鍵。

API バージョンが 33.0 以降で、Salesforce 管理認証プロバイダーの場合、項目を空白のままにし、Salesforce によって値を提供および管理できるようにします。詳細は、「使用状況」を参照してください。

consumerSecret string サードパーティのプロバイダーに登録されているアプリケーションのコンシューマーの秘密。一度設定した値は、変更できません。create() を使用する場合、この項目は暗号化する必要があります。プレーンテキストから暗号化形式のコンシューマーの秘密を作成する手順は、次のとおりです。
  1. consumerSecret プレーンテキスト値を使用して認証プロバイダーを作成します。
  2. 認証プロバイダーを保存します。
  3. 認証プロバイダーコンポーネントを含む送信変更セットを作成します。
新規変更セットの .xml ファイルには <consumerSecret>++XYZ++</consumerSecret> という形式の入力があります。++XYZ++ は暗号化された秘密です。

API バージョンが 33.0 以降で、Salesforce 管理認証プロバイダーの場合、項目を空白のままにし、Salesforce によって値を提供および管理できるようにします。詳細は、「使用状況」を参照してください。

コンシューマーの秘密が認証プロバイダーで定義されている場合、コンシューマーの秘密が暗号化された秘密ではなくプレースホルダー値として常にエクスポートされます。

controlPlane MuleSoftControlPlane (string 型の列挙) MuleSoft をサードパーティ認証プロバイダーとして使用するときに必要です。コントロールプレーンがホストされる環境。コントロールプレーンは、Anypoint Exchange を含む Anypoint Platform アーキテクチャの一部であり、ログイン URL を決定します。[ユーザー指定] を選択した場合は、コンシューマー鍵とコンシューマーの秘密を入力する必要があります。Salesforce 組織の認証の詳細を保存するために作成した MuleSoft 接続アプリケーションから値を取得します。API バージョン 57.0 以降で利用できます。使用できる値は次のとおりです。
  • None — ユーザー指定のコントロールプレーン。「None」を選択した場合は、コンシューマー鍵とコンシューマーの秘密を入力する必要があります。Salesforce 組織の認証の詳細を保存するために作成した MuleSoft 接続アプリケーションから値を取得します。
  • US — US コントロールプレーン
  • EU — コントロールプレーン
customMetadataTypeRecord string カスタム認証プロバイダープラグインを作成するときに必要です。カスタム認証プロバイダーの API 名。API バージョン 36.0 以降で利用できます。
defaultScopes string OpenID Connect 認証プロバイダーの場合、フローの開始時に指定されていない場合に、認証要求で送信される範囲。API バージョン 29.0 以降で利用できます。

API バージョンが 33.0 以降で、Salesforce 管理認証プロバイダーの場合、項目を空白のままにし、Salesforce によって値を提供および管理できるようにします。「使用状況」を参照してください。

ecKey string Apple をサードパーティ認証プロバイダーとして使用するときに必要です。Apple によって生成される非公開鍵です。API バージョン 48.0 以降で利用できます。
errorUrl string エラーのレポートに使用する認証プロバイダーのカスタムエラー URL。
executionUser string

登録ハンドラークラスを指定する場合に、必要になります。Apex ハンドラーを実行する Salesforce システム管理者またはシステムユーザーのユーザー名。これは、Apex ハンドラーが実行されるコンテキストを提供します。たとえば、Apex ハンドラーが取引先責任者を作成する場合、作成から登録プロセスまで容易にたどることができます。本番環境では、システムユーザーを使用します。このユーザーは「ユーザーの管理」権限を持っている必要があります。API バージョン 27.0 以降で利用できます。

friendlyName string 必須。わかりやすい認証プロバイダー名。
iconUrl string ログインページのボタンとして使用するアイコンへのパス。ユーザーは、このボタンをクリックし、Twitter や Facebook など、関連付けられた認証プロバイダを使用してログインします。API バージョン 32.0 以降で利用できます。
idTokenIssuer string https: URI 形式の認証トークンの提供元。この項目は、OpenID Connect または Microsoft 認証プロバイダーを設定するときに使用できます。指定されている場合、Salesforce は返された id_token 値を検証します。OpenID Connect では id_token 値と一緒に access_token 値を返す必要があります。API バージョン 30.0 以降で利用できます。
includeOrgIdInIdentifier boolean 2 つの供給元 (2 つの Sandbox など) からの同じユーザー ID を持つユーザーを区別するために使用されます。有効にすると (true)、ユーザー ID の他に、サードパーティ ID の組織 ID が保存されます。この設定を有効化すると、無効化できません。Salesforce 管理認証プロバイダーにのみ適用されます。API バージョン 32.0 以降で利用できます。
isPkceEnabled boolean OAuth 2.0 Proof Key for Code Exchange (PKCE) セキュリティ拡張が有効化されているか (true)、否か (false) を示します。PKCE は、次の providerType 値の場合に有効化できます。
  • Custom
  • Facebook
  • Google
  • Microsoft
  • OpenIdConnect
  • Salesforce

この項目は、API バージョン 59.0 以降で利用できます。

linkKickoffUrl string 既存の Salesforce ユーザーをサードパーティアカウントにリンクするための URL。この項目は参照のみです。API バージョン 43.0 以降で利用できます。
logoutUrl string ユーザーがシングルサインオンを使用して認証された場合のログアウト後の特定の移動先。URL は、http または https プレフィックスを付けて完全修飾する必要があります (https://acme.my.salesforce.com など)。API バージョン 33.0 以降で利用できます。
oauthKickoffUrl string サードパーティの OAuth アクセストークンを取得するための URL。この項目は参照のみです。API バージョン 43.0 以降で利用できます。
plugin string Auth.AuthProviderPluginClass 抽象クラスを拡張する既存の Apex クラス。API バージョン 36.0 以降で利用できます。
portal string この項目は、廃止されたポータルでのみ使用されます。Salesforce ではポータルの作成をサポートしていませんが、既存のポータルはサポートされます。
providerType AuthProviderType (string 型の列挙) 必須。使用するサードパーティの認証プロバイダー。使用できる値は次のとおりです。
  • Apple
  • Custom — カスタム認証プロバイダープラグインを使用して設定されたプロバイダー。API バージョン 36.0 以降で使用できます。
  • Facebook
  • GitHubGitHub プロバイダーの認証を提供します。OAuth を使用して Lightning Platform アプリケーションのユーザーを GitHub にログインするために使用されます。GitHub にログインすると、アプリケーションで GitHub API をコールできます。GitHub プロバイダーは SSO としては使用できません。ユーザーが GitHub ログイン情報を使用して Salesforce 組織にログインすることはできません。API バージョン 35.0 以降で利用できます。
  • Google
  • Janrain
  • LinkedIn。API バージョン 32.0 以降で利用できます。
  • Microsoft — Microsoft Azure Active Directory を介してアクセス可能なすべてのサービスに対する認証を提供します。API バージョン 55.0 以降で利用できます。
  • MicrosoftACS — Microsoft アクセスコントロールサービスは、SharePoint Online などの Microsoft Office 365 サービスの認証を提供します。MicrosoftACS プロバイダーは SSO をサポートしていません。API バージョン 31.0 以降で利用できます。
  • MuleSoft。API バージョン 57.0 以降で利用できます。
  • OpenIdConnect。API バージョン 29.0 以降で利用できます。
  • Salesforce
  • Slack。API バージョン 54.0 以降で利用できます。
  • Twitter。API バージョン 32.0 以降で利用できます。
registrationHandler string Auth.RegistrationHandler インターフェースを実装する既存の Apex クラス。
requireMfa boolean この認証プロバイダーで各ユーザーの多要素認証 (MFA) 状況に基づくシングルサインオンを行うために MFA が必要です。この設定で MFA をトリガーするには、次のいずれかの方法を使用して、MFA を直接ユーザーに適用する必要があります。1) 「ユーザーインターフェースログインの多要素認証」ユーザー権限を割り当てる。2) 組織設定の [Salesforce 組織へのすべての直接 UI ログインに多要素認証 (MFA) が必要] を有効にする。詳細は、Salesforce ヘルプの「SSO での Salesforce MFA の使用」を参照してください。
sendAccessTokenInHeader boolean 有効 (true) の場合、アクセストークンはクエリ文字列ではなくヘッダーで UserInfoUrl に送信されます。API バージョン 30.0 以降で利用できます。
sendClientCredentialsInHeader boolean OpenID Connect 認証プロバイダーを作成するときに必要です。有効 (true) の場合、クライアントのログイン情報はクエリ文字列ではなくヘッダーで tokenUrl に送信されます。ログイン情報には、標準の OpenID Connect 基本ログイン情報ヘッダー形式 Basic <token> が使用されます。ここで <token> は、base64 符号化文字列 "clientkey:clientsecret" です。API バージョン 30.0 以降で利用できます。
sendSecretInApis boolean
暗号化されたコンシューマーの秘密を API 応答に表示するかどうかを決定します。有効の場合 (デフォルト)、応答で秘密が表示されます。無効の場合 (false)、応答にコンシューマーの秘密は含まれません。セキュリティを向上するために、この設定を無効にすることができます。ただし、次の点に注意してください。
  • この設定を無効にすると、すべての API バージョンでコンシューマーの秘密が API 応答から除外されます。
  • コンシューマーの鍵と秘密の両方が予期されているため、変更セットとその他のメタデータのリリースを使用すると中断します。この問題を解決するには、リリース時にコンシューマー鍵を手動で入力します。
API バージョン 47.0 以降で利用できます。

sendSecretInApis に指定された値にかかわらず、コンシューマーの秘密がプレースホルダー値として常に応答に含まれます。

ssoKickoffUrl string サードパーティのログイン情報を使用して、サードパーティから Salesforce へのシングルサインオンを実行するための URL。この項目は参照のみです。API バージョン 43 以降で利用できます。
tokenUrl string OpenID Connect 認証プロバイダーの OAuth トークンエンドポイント URL。API バージョン 29.0 以降で利用できます。

API バージョンが 33.0 以降で、Salesforce 管理認証プロバイダーの場合、項目を空白のままにし、Salesforce によって値を提供および管理できるようにします。詳細は、「使用状況」を参照してください。

userInfoUrl string OpenID Connect 認証プロバイダーの OpenID Connect エンドポイント URL。API バージョン 29.0 以降で利用できます。

API バージョンが 33.0 以降で、Salesforce 管理認証プロバイダーの場合、項目を空白のままにし、Salesforce によって値を提供および管理できるようにします。詳細は、「使用状況」を参照してください。

宣言的なメタデータの定義のサンプル

2022 年 11 月から、consumerSecret 値は <consumerSecret>yourplaintextconsumersecret</consumerSecret> のようにプレーンテキストとして入力します。暗号化された値として入力された既存のコンシューマーの秘密は、Winter '23 リリース全体でリリースできます。

メモ

1<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
2<AuthProvider xmlns="http://soap.sforce.com/2006/04/metadata">
3    <consumerKey>yourappkey</consumerKey>
4    <consumerSecret>PwdVxXjzu3NCZ3MD4He+wA==</consumerSecret>
5    <executionUser>admin@your.org</executionUser>
6    <friendlyName>FacebookAuthProvider</friendlyName>
7    <providerType>Facebook</providerType>
8    <registrationHandler>RegistrationHandler</registrationHandler>
9    <sendSecretInApis>true</sendSecretInApis>     
10</AuthProvider>
前の AuthProvider 定義を参照するパッケージマニフェストの例を次に示します。
1<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
2<Package xmlns="http://soap.sforce.com/2006/04/metadata">
3    <types>
4        <members>FacebookAuthProvider</members>
5        <name>AuthProvider</name>
6    </types>
7    <version>28.0</version>
8</Package>

使用方法

Salesforce は、Salesforce 管理認証プロバイダーと呼ばれるデフォルトの認証プロバイダーを提供し、認証用のこれらのサービスプロバイダーのセットアップを簡略化しています。

  • Apple
  • Facebook
  • GitHub
  • Google
  • Janrain
  • LinkedIn
  • Microsoft
  • Microsoft アクセスコントロールサービス
  • MuleSoft
  • Salesforce
  • Slack

Salesforce が管理する認証プロバイダーを使用するには、認証プロバイダーの設定ページで認証プロバイダーを作成するときに次の項目を空のままにします。

  • authorizeUrl
  • consumerKey
  • consumerSecret
  • defaultScopes
  • tokenURL
  • userInfoUrl

これらの項目のいずれかに値を指定した場合、consumerKeyconsumerSecret の値も指定する必要があります。

メモ

マニフェストファイル内のワイルドカードのサポート

このメタデータ型では、package.xml マニフェストファイル内のワイルドカード文字 * (アスタリスク) がサポートされます。マニフェストファイルの使用についての詳細は、「zip ファイルを使用したメタデータのリリースと取得」を参照してください。