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EmailDomainKey

組織のドメインのドメイン鍵を表します。Salesforce が組織に代わって送信する送信メールの認証に使用されます。このオブジェクトは、API バージョン 28.0 以降で使用できます。

サポートされているコール

create()delete()describeSObjects()query()retrieve()update()upsert()

項目

項目名 詳細
Domain
string
プロパティ
Create、Filter、Group、Sort、Update
説明

DKIM 鍵を生成する組織のドメイン名。

DomainMatch
picklist
プロパティ
Create、Filter、Group、Restricted picklist、Sort、Update
説明
この DKIM 鍵で署名する前に送信ドメイン名に必要な一致の具体性。有効な値は、次のとおりです。
  • DomainOnly — 送信ドメインがドメインレベルで一致した場合のみ署名します (example.com の場合は署名するが、mail.example.com は署名しない)。
  • SubdomainsOnly — 送信ドメインがサブドメインレベルで一致した場合のみ署名します (mail.example.com の場合は署名するが、example.com は署名しない)。
  • DomainAndSubdomains — 送信ドメインがドメインレベルおよびサブドメインレベルで一致した場合に署名します (example.com と mail.example.com)。
IsActive
boolean
プロパティ
Create、Defaulted on create、Filter、Group、Sort、Update
説明

この DKIM 鍵が有効か (true)、否か (false) を示します。 既存の鍵のペアを指定する場合は、create で IsActivetrue に設定できます。

PrivateKey
textarea
プロパティ
Create、Nillable、Update
説明

ドメインからのメールヘッダーの暗号化に使用される、DKIM 鍵のペアの非公開部分。DKIM 鍵の作成時に値を指定しない場合、暗号化された PrivateKey が Salesforce によって生成されます。値を指定する場合は、別の EmailDomainKey オブジェクトにすでに存在する有効な PrivateKey を指定する必要があります。

この項目には実際の非公開鍵は含まれず、システム内の鍵を表す値が含まれます。したがって、次の影響があります。
  • 実際の非公開鍵が漏洩することはありません。
  • 独自のメール署名を行う値は使用できません。
PublicKey
textarea
プロパティ
Create、Nillable、Update
説明

メール受信者が DKIM ヘッダーを復号化してドメインを検証するために取得する、ドメイン鍵のペアの公開部分。このドメイン鍵での署名を開始する前に、PublicKey の値をドメインの DNS レコードに追加します。この値を追加しない場合、メール受信者がメールを拒否することがあります。

Selector
string
プロパティ
Create、Filter、Group、Sort、Update
説明

指定ドメインで組織が使用する他の DKIM 鍵と DKIM 鍵を区別するために使用されるテキスト。

使用方法

このオブジェクトを使用して、DKIM (DomainKeys Identified Mail) 鍵を定義します。この鍵は、Salesforce が組織に代わって送信する送信メールの認証に使用されます。DKIM 鍵を作成するときに、Salesforce で公開鍵と非公開鍵のペアが生成されます。公開鍵は DNS に公開して、ドメインの所有者がこの鍵を使用したメールの署名を承認していることを受信者に知らせる必要があります。Salesforce は秘密鍵を使用して、送信メールに DKIM 署名ヘッダーを作成します。メールの受信者は、署名ヘッダーと DNS の公開鍵を比較して、メールが承認された鍵を使用して署名されたかどうかを判断します。ドメインで DMARC (Domain-based Message Authentication, Reporting & Conformance) ポリシーも公開されている場合は、受信者が DKIM 署名を使用して、メールが DMARC に準拠していることを確認できます。

各ドメイン鍵は、次の順序で作成することをお勧めします。
  1. DomainDomainMatch、および Selector を挿入します。
  2. ドメインの DNS レコードを更新します。
    1. selector._domainkey.domain で DNS レコードを見つけます。たとえば、mail._domainkey.mail.example.com です。
    2. PublicKey の値を次のように追加します: V=DKIM1; p=public_key
    送信メールの DKIM 署名
    1. さらに、必要に応じてレコードをテストモードにし、メールの署名に基づいて決定しないことを受信者に指示できます。DNS エントリにパラメータ t=y を追加して、V=DKIM1; t=y; p=public_key のようにします。
  3. API または UI を使用して鍵を更新し有効にします。
ドメイン鍵を使用するときは、次の点に留意してください。
  • Salesforce で鍵を有効にする前に、公開鍵を DNS レコードに追加していることを確認して、DKIM 署名を開始します。DKIM 署名は、DKIM 鍵が有効な状態のときは常に有効です。
  • 1 つのドメイン名に有効な DKIM 鍵を複数使用することはできません。組織が複数のドメインからメールを送信する場合、または組織ドメインのサブドメインを使用していて、サブドメインレベルでドメインの一致を指定した場合は、有効な DKIM 鍵が複数存在する可能性があります。
  • 複数の組織で同じ DKIM 鍵を使用することも可能です。鍵を作成して、最初に 1 つの組織でその鍵が機能することを確認します。次に、API または UI を使用して、他の組織で鍵を作成します。このときに、新しい鍵の対応する項目に元の鍵と同じ値を設定します。
  • DKIM 鍵を挿入または更新したときに、既存のドメイン鍵が変更の影響を受ける可能性があります。たとえば、example.com ドメインの DomainMatchDomainAndSubdomains に設定し、mail.example.com ドメインの DomainMatchSubdomainsOnly に設定した場合、どちらの鍵も使用可能になってしまう場合があります。DKIM 鍵が重複する場合に競合を解決する方法を次に示します。
    • 同一ドメインの 2 つの鍵で一致に関する具体性が等しい場合、新しい鍵が既存の鍵に置き換えられ、既存の鍵は無効化されます。
    • 新しい鍵の一致に関する具体性が既存の鍵よりも高い場合は、新しい鍵が使用され、既存の鍵は無効に変更されます。
    • 複数の鍵に送信ドメインに一致する異なるドメインがある場合、ドメイン名が最も長い鍵が使用されます。長さが同じ場合は、最も具体的な鍵が使用されます。たとえば、DomainOnlySubdomainsOnlyDomainAndSubdomains よりも具体的であるため、新しい DomainOnly 鍵によって既存の DomainAndSubdomains 鍵の DomainMatchSubdomainsOnly に変更されます。長さが同じ場合は、最も具体的な鍵が使用されます。